啓:樋口啓輔 風:桐生風花 夏:結城夏子 元:桐生元樹 麻:飯田麻美 博:麻生博 【意見だけ受け取っておきます】 啓:休日の昼飯って悩むよな。 麻:……やきそばおすすめ、ちょおおすすめ。 啓:あ、ありがとう。 【成長期です】 博:晩飯に素麺とか出ると悲しくなるよな。 風:でも、お腹にやさしいよね。 博:いや、俺は食べ盛りでね。 【確かにそうだ】 夏:流し素麺ってあるでしょう? 啓:うん。 夏:あれって、ずっと水に流されてるわけじゃない。 啓:何を当たり前のこと言ってるんだ。 夏:いやあ、伸びないのかなーって。 啓:…………。 【周り止めろよ】 風:夏暑いからって、冷たいものばっかりとっていると身体を壊すんですよ。 元:経験者は語る。 【主に具合の悪いときに食していました】 啓:桐生の双子は素麺食ったことある? 元:あるよ。失礼な。 風:冷たいの、食べてみたい。 啓:それは……大変だな。 【無いだろうね】 啓:元樹は勝手にざるで食えばいいじゃねーか。 元:君には姉を愛する心がないのか。 啓:あー、オレ、一人っ子だから。 【色々暴走】 元:じゃあ、風花を愛する心。 啓:それならある。 風:……!! 元:うがーーーーーー!! 【絶対狙ってるだろ】 啓:金がなくてヤバイなってときによく風花から電話がくるんだ。 ありがたい。 風:あ、良いタイミングだったんだね。 夏:ええー? 【さりげなく恐ろしいことを言う】 夏:いつか返すんでしょ? 啓:無論だ。 風:じゃ、身体で。 【例えを言ったまで】 麻:……そこは「その気持ちだけで充分だよう」とでも言えば好感度アップするもんなのよ。 風:じゃあ、麻美がわたしの立場だったらそう言うの? 麻:……まさか、言うわけないじゃない。 【拝金主義】 風:なっちゃんだったらどう言うの? 夏:返す気あるなら、何も無いわね。 【身の危険を感じた】 啓:お前等もっと男子にやさしくしろ。 麻:……ほう。 啓:冗談です。 【平等から】 夏:で、どうやさしくしてほしいわけ? 啓:その上からの視線をやめい。 【お約束】 風:大丈夫、夏子って好きな人にはものすごく甘えんぼさんだから。 博:専門用語で言うとツンデレだねぇ。 風:ツンドラ? 【案外奥手】 夏:じゃあ風花は啓輔にデート誘われたら甘えないの? 風:いきなりは……ちょっと無理。 【聞くんじゃなかった】 夏:麻美は? 麻:……下僕として扱う。 夏:ありがとう。 【個人指名と案外って言葉】 博:あさみん以外は案外まともだねぇ。 啓:さよなら博。 元:短い付き合いだったね。 【博不死身説浮上】 啓:どうしてこうもSが多いのか。 博:両刀の俺は勝ち組。 啓:違うと思うな。 元:それよりも、生きてたんだね。 【ただのエロスじゃないか】 博:ふははふはは、この麻生博、綺麗なお姉さん膝の上で息絶えることを信条に生きている。 啓:お前、色々間違ってるよ。 博:膝枕は気持ちいーんだぜ!! 【笑って誤魔化すな】 風:ウォーターベッドも気持ち良いよ。 啓:そんなものがあるの何故夏ばてなんて起こすんだ。 風:てへ。 【濁点がついた声になる】 博:扇風機の前に座って「あ〜」ってやるよな。 麻:……プロはそこから宇宙人との交信。 博:当たり前だろうが!! 麻:……当然よね。 【正直です、色々と】 元:扇風機、見たこと無いな。 博:このブルジョワめが!! 元:風花だったらもっと違うこと言ってたでしょ? 博:何を当たり前のことを言っているんだ。 【まあ、似てる】 風:扇風機くらい見たことあるよ。 啓:ほぉう? 風:あれでしょう? キッチンの上についている―― 啓:換気扇だ、それ。 【本当のことだから、余計に酷い】 夏:あたしも見たことないな。 啓:裏切りものめ!! 夏:うっさい貧乏人。 啓:しくしくしく……。 【良い子も悪い子も真似しないでください】 麻:……今は手で持てる小型サイズのもある。 博:ああ、プロペラがビニールのな。 啓:あれを手で止めてこそ、真の男だ。 【夏の日差しをなめるな】 麻:……あれ、太陽電池で動けばいいと思わない? 啓:そうか、夏の熱いときに使うもんな、太陽もさんさんだ。 博:お前、やっぱり馬鹿なんだな……。 【槍を要求】 博:プールに行こう。 風:わたし泳げない。 博:そこはおじさんが手取り足取り腰取り教えまっせ♪ 元:――硬くて尖ったもの無い? 【馬鹿だから】 風:ん、でも人がたくさんいるところは、ちょっと……。 啓:じゃあなんで高校に進学したんだよ。 夏:どうしてそんな極端になるのよ。 【単純な人】 啓:だってうちの学校10クラスもあるんだぜ? 人ごみ嫌いならもっと少ないトコいけばよかったじゃん。 風:すると、啓輔のお昼は大変なことになるよ。 啓:うん、オレとお前は出会う運命だったんだ。 【どちらかと言うと要領の問題】 夏:啓輔って食べ物によくつられるよね。 啓:生きるのに必死なんだ。 夏:ちゃんと家事してたら普通に生活できるよ。 啓:それは金銭の問題だ!! 【何か違う】 啓:料理の腕ならそれなりの人数と戦えるぞ。 麻:……なら、やきそばを作ってもらいましょうか。 啓:任しとけ!! 【愛の力】 博:やはり啓輔は馬鹿だな。 風:お人好しなだけだよ。 夏:いい表現ね。 【同じじゃねーか】 啓:博は馬鹿ってよりアホなんだ。 夏:違いがあるってえの? 啓:地域によって濃度が変わる。 【当たり前だ】 博:俺と啓輔の違いか……。 夏:いや、そんなことを聞いているわけじゃ……。 啓:えーと、名前。 【少しは言葉に気をつけろ】 風:暑い日に飲むホットココアは格別だよね。 啓:お前は変態か。 【Sなお嬢さん】 風:給料日前に衝動買いするほうがよっぽど変態だよ。 啓:ぐ、それは変態じゃなくて、愚かなんだ。 風:今気が付いたの? 【幸せに生きる方法】 夏:啓輔って一人暮らし向いてないわよね。 風:それってやっぱりうちで一緒に暮らしたら良いってこと? 夏:ものすごく都合の良い考え方するのね。 【第三勢力】 博:朝飯はパン派かご飯派か!! 啓:パン。 麻:……ご飯。 風:おかゆ。 【シスコンの勤め】 風:朝はやっぱり胃にやさしいものじゃないとね。 元:うんうん。 啓:元樹も、か……。 【たまの正論】 啓:風花はそもそも食べる量が少なすぎるのだ。 あんなんじゃ、身体が弱くて当然だ。 風:だって、いっぱい食べたらお腹が壊れるんだもの。 啓:少しずつ、栄養あるもん食え。 【実際薬に頼るのはやめましょう】 博:サプリメントとかもいーんじゃねーの? 啓:そんなのは邪道だ。 【手のひら返し】 夏:でも、風花が人並み以上に食べるとあんたが困るわよね。 啓:オレはそのままの風花が大好きだ。 【ひっちゃかめっちゃか】 風:告白されちゃったぁ……。 元:貴様に決闘を申し込む!! 啓:大食いなら任せろ。 【たぶん、お祭】 麻:……やきそばの早食いなら私も参加。 博:ならば俺は料理人に立候補だ。一人じゃ足りないので夏子も。 夏:えーと、何が始まるのかしら? 【自己中すぎて困ります】 風:じゃあわたしは……啓輔のサポート。 夏:いや、審判やってよ。 【ひっちゃかめっちゃか2】 博:さあ、ここに意地と魂と食い意地を掛けた戦いが繰り広げられますっ!! 麻:……本格的。 博:さあ、細けぇ前フリなんざ、知ったこっちゃねぇ!! 選手の入場だ!! 赤コーナー、馬鹿のプリンス・樋口啓輔!! 啓:バカタレー!! 【文句ばっかりです】 博:続きましては青コーナー、大地を揺るがすドシスコン・桐生元樹!! 夏:元樹化け物みたいね。 元:適当なことばっかり言うな!! 【それにしてもこの博、ノリノリである】 博:そして最後の真打ち!! 歩くカオス、混沌の使者、友情とは即ち服従、カオスティックプリンセス・飯田麻美ー!! 夏:一人で楽しそうよね。 風:きっとホームグラウンドなのよ。 【フール オブ キング】 夏:啓輔が一番弱そうなリングネームね。 啓:? 競技は殴り合いに変更したのか? 夏:…………幸せね、相変わらず。 啓:? 【司会者特権で暴走】 博:では第一ラウンドー、おいしいやきそばを作ってもらいます!! 啓:食うんじゃねーのかよ!? 【それ卑怯】 麻:……得意分野だわ。 啓:まあ、苦手ではない。 元:鈴村、早く来て。 【司会者完全暴走】 啓:助っ人はありなのか!? 博:俺がおいしくいただけるのならばそれでいい。 【急に我に返る司会者】 麻:……誰が貴方なんかに食べさせるもんですか。 博:それは出場拒否と同義だ。 【まともな人発見】 夏:試食係って博だけなの? 博:なんだよ、案外食い意地張ってんだな。 夏:いや、公平性の問題を言ってるわけでさ。 【天然発見】 麻:……私が一位なので問題ない。 夏:待って、誰にも食べさせないで何を言うの? 風:麻美って、いつも自信満々だよね。 【フリーダムすぎる司会者】 博:じゃあ、第二ラウンドはー!! 夏:ええええええええええ!? 【カオス】 博:流しそうめんの早食いだあ!! 啓:任せろ!! 元:負けない。 麻:……そうめんも、嫌いじゃない。 夏:もう、いや……。 【これ、早食い】 博:では、位置について、よーい――ドン!! 夏:なんで徒競走な合図なのよ……。 【早食いの意味を問う】 博:おおお、なんとっ……。横一線だ!! 夏:早食いなんだからもっと急いで食べなさいよ。 麻:……身体に良くない。 啓:そうだそうだ。 元:食事は落ち着いて食べるのがいいんだ。 【やる気あるのか】 風:冷たいそうめんにはわさびを入れるのね。 元:食べてみる? 風:うん♪ 元:はい、あーん。 夏:……もう、ね。 【ラジオかなんかか】 博:では第三ラウンドはーーーーーーー!! 夏:ちょっと、これはいくらなんでもっ!! 博:巻きの指示が出てるんだ。 夏:は!? 【食費削減】 博:第三ラウンドは、第一ラウンドで作ってもらったやきそばを食べてもらいます!! 麻:……無茶を言う。 啓:一週間に時間を延長することを提案する!! 【やはり馬鹿】 風:そんなに経ったら、痛むんじゃない? 啓:あっ。 【わけわかめ】 元:もぐもぐもぐもぐ……。 夏:なんか一人で競技続けてるし。 博:ノリのいいやつだな。 【もう誰にも判らない】 夏:そもそもこれは一体何の争いなわけ? 博:気にしたら負けだ。 【競技自体興味がない】 麻:……私はやきそばを食べられれば、それでいいのよ。 夏:争う気はなかったのね? 麻:……争い? 【簡単なやつ】 風:やきそばっておいしい。 啓:え、初めて食べたのか? このブルジョ―― 風:うん。それにしても啓輔は料理上手だね。 啓:はっはっはっはっ、もっと誉めてくれ。 【バカでアホな争い】 博:バカは幸せで良いな。 啓:なにを言っているんだ、アホだって充分に幸せじゃないか。 博:誰がアホだっていうんだね? え? 啓:アホってえのは耳も遠いみたいだねぇ。 【図星?】 風:似たもの同士だね。 博:そんなふうに言われるのが一番むかつくんじゃ。 夏:自覚はあるのね。 博:い、いやそんなことはっ。 【それは一般人には決して分からない】 麻:……全然違うわよ、この二人。 博:さすがあさみん、分かってくれるか。 麻:……具体的には魂の輝き。 【上の発言の意味を教えてくれ】 啓:麻美は魂が見えるのか……? 麻:……見えるわけないじゃない。 【話を終わらせよう】 麻:……でも、あなたたちはちっとも似てないわ。 啓:うん、そう言ってくれるだけで嬉しいよ……。 博:そうさな、ちびっと似てるだけで、俺ら全然にてねーよ……。 【問題丸投げ】 麻:……風花と夏子は似てるわよね。 啓:え? どこが? 麻:……ふふふふふふ。 【納得するのか】 麻:……でもね、魂の本質と向かうところはまったく違うの。 博:見えないのになに言ってるんだよ。 麻:……それもそうねえ。 【それ違う】 博:元樹とは似てないよな。 元:そんなことはない。 博:二卵性なんだから、似てなくても別に不自然はないんだぞ。 元:視力が一緒。 【お姉さま大好き】 元:住んでいるところが一緒。 麻:……家族なんだから当たり前でしょう。 元:じゃあ! 啓:なんでそんなに必死なんだよ。 【……微妙】 風:わたしと元樹の似てるところ……か。 啓:ぱっと思いつかんってことは、そんなに似てないんだな。 風:やっぱり視力しか思いつかない。1.5なの。 【移行する話題】 麻:……へえ、それは羨ましい。 啓:お前にもそんな感情があったのか。 麻:……0.5分けてもらいたいわ。 啓:え? 視力の話? 【結構超人の皆々様】 博:俺2.0だぜ。 夏:あたしも1.5くらいあったわ。 麻:……なんでそんなに眼がいいのが集まってるのよ。 【結構天然】 啓:俺は……えーと、うーん……。 あんまり良くないぞ。席だって前のほうだし 麻:……それは、教師の監視下に置かれているからでしょう? 啓:え、そうなの? 博:いや、いくらなんでもそれはない。 【恋する乙女は最強です】 風:じゃあ、啓輔とわたしって、おそろいで天然なのね♪ 博:それは……あまり褒められたことじゃないと思う。 風:わあい、わあい♪ 【友としての意見】 夏:幸せね。 麻:……些細なことを喜ぶ、それが幸せに生きる方法。 夏:でもちょっと考えろって思う。 麻:……まあ、天然はね。 【すべて計算?】 元:風花、天然じゃないよ……。 博:じっくり言うなよ、怖いだろ。 【ばればれにもほどがある】 啓:実はオレも計算ずくで―― 夏:すぐにばれる嘘はつかないほうが身のためよ。 啓:ぐすん。 【単純すぎて困る】 啓:犬飼いたいなぁ……。 風:うちにいるよ、2匹。 啓:ちょっと婿入りを本気で考えるオレ。 【バカすぎて例えも通じない】 夏:猫はどう? 啓:別に嫌いじゃないが……。 夏:風花ってどっちかってえと、猫なのよね。 啓:何を言う、人間だろう。 【とても似合うことでしょう】 夏:犬と猫、どっちが好き? 麻:……黒猫。 夏:あまりにもらしくって笑っちゃうわね。 【目立ちたい】 夏:元樹は? 元:うーん……うーん……。 啓:オレは犬派!! 夏:判ってることいちいち言わないで。 【酷い】 博:俺は断然猫派だね。 夏:聞いてないわよ。 【髭だけない】 博:毛が柔らかくて髭があってにゃあと鳴く動物が可愛くないわけないだろう。 風:にゃあ。 博:くっ、何のつもりだ!? 惑わされんぞ!! 【お互いに他意はなし】 啓:なでなで。 風:……にゃ、……にゃ……。 啓:可愛い可愛い。 夏:すごい、天然バカップルだ。 【外野が言ってもなあ】 元:セクハラだ!! 夏:女性が言うならまだ分かるんだけど……。 【風花さんは貧血持ち】 麻:……それにしても。 夏:元樹のシスコンぷりには呆れるって? 麻:……あれだけ頭に血が上っていたら貧血起こすんじゃない? 【色々すごい】 風:け、啓輔、なんか星が飛んでる……。 啓:え、流れ星? 昼なのに? 夏:助けなさいよ!! 【たまたま近くにいた人】 風:はう〜。 啓:おっと、大丈夫か? 元:その薄汚い手を離せ!! 啓:離したら地面と激突だぞ、おい。 【近年稀に見るバカの正論】 元:そもそもお前のせいで貧血起こしたんじゃないか。 啓:ならオレが助けるのが筋じゃないのか? 元:う。 【どれだけバカと認識されていたんだろう】 夏:明日は雪が降るわね。 博:しかも大雪だ。 麻:……雪合戦しましょうか。 啓:お前ら酷いにも程があるぞ!! 【命がけのボケ】 風:……や、槍って言われないだけ、いいんじゃない? 啓:お前も真っ青な顔で酷いこと言うな。 【がんばれ主人公】 啓:最近、主人公に対する酷い発言が多すぎる。 夏:最初からじゃない。 【がんばれ主人公の一番の友達】 博:何をおっしゃるかな、酷い発言なら俺のほうがたくさん受けている。 夏:言われるようなことしてるからじゃない。 【泣くな主人公の一番の友達】 夏:もっとも、ボケなければだいぶ変わると思うけど。 博:それは俺に死ねと言っているのと同義だぞ。 夏:はっきり言おうか? 【唐突過ぎです】 麻:……つまり、私が最強。 夏:本当に意味が分からないわ。 【壊れる友情】 啓:ここでドS決定戦の開始を宣言する!! 風:だれが判断するの? 啓:無論、博だ!! 博:てめえ、酷ぇこと押し付けんな!! 【お前が言うか】 風:男の子って、殴り合いの喧嘩をするんだね。 夏:野蛮ねぇ。 元:…………それは。 【どういう意味だろう?】 麻:……きょうだい喧嘩ってする? 元:…………!! 夏:顔色、悪いよ? 【二人は高校生】 啓:そもそも、オレはお前のスカした所が大嫌いだ!! 博:俺はお前の愉快痛快なまでの馬鹿っぷりが大嫌いだ!! 啓:なにおう、馬鹿って言ったほうが馬鹿なんだぞ!! 博:うるせい、バーカバーカ!! 【15歳と4歳】 風:麻美の所は喧嘩……するわけないよね。 麻:……当然でしょう。 【嫌な沈黙】 麻:……弟って可愛いわよね。 風:…………。 元:風花ああああああああ!! 【双子じゃなくてもいずれ抜かれる】 風:だって、わたしより背が高いもの。 夏:え、そういう問題? 【他人です】 元:啓輔だって風花より身長あるじゃない。 風:なんでそこで啓輔が出てくるの? 戻る |