【もはや本能なんですよ】 純:もしも神様なんてものが存在するんだとしたら、それはとても不平等な存在だと 思うよ。だってそうでなかったら、人として産まれることも無かったんだから。 雅:しっかし哲学者ってのは、良くそんなこと思い付くもんだな。あんま意味が無いとか 考えないのか? 純:意味が無いから価値が無いとか、そういうことを考えること自体、僕にはあまり興味 無いことなんだけどね。 雅:またちょっと哲学入りやがった。 【少しずつ良くなるさ】 亜:占星術って言うと、一般に乙女座とかみたいに、十二星座のことを思い浮かべる でしょうけど、太陽、月、水星みたいに太陽系内の星々も対象だったりするのよ。 そんな星の配置から、運勢とかを読み取るわけで、配置さえ読み切れれば、その人の 将来とかが分かる訳よ。 雅:しかし、何でそんなに台詞が棒読みなんだ? 亜:まだ作者が占星術に慣れてないから。 【変えるかどうかは煮詰め方次第】 亜:ところで今更なんだけどぉ〜。 雅:何だよ? 亜:私の占い方法、タロットとかに変えちゃダメ? 雅:何だ、そりゃ? 亜:ん〜。ちょっと占い観に違和を感じちゃったりした訳。 雅:いいのか、そんな無責任なことで。 【関東風ツッコミ】 芽:血の赤は命の色。恐怖の感情は身を護る為のもの。だから私は自分の為に必要以上に 血とかに敏感なの。 雅:う〜ん。そう言われると説得力があるような無いような……。 芽:雅人――建前って大事だよね。 雅:って、建前だったのかよ!? 【年中こればっか】 ト:ふう。力仕事をすると腹が減るぜ。 風:って、こいつらちゃんと飯を食う訳? 雅:別に食わなくても良いんだがな。まあ、仕事した後くらいは食わせてやっても良い 気がするんで、食わせることにしてる。 ト:Boss。俺はフライドポテトとハンバーガーを所望するぜ。 芽:私、冷麦食べたい。 風:しかも何だか思いっきりイメージ通りだし。 【精霊先行型なのか】 ト:Hahaha。行くぜ、Boss。敵を蹴散らせば良いんだな? 芽:血、血、血――まだ、足りない。 雅:なあ、風花。根源的な問いを一つしていいか? 風:何よ、改まっちゃって? 雅;俺、ひょっとして使い魔達に食われてる? 風:その手のことは、気にしたら負けよ。 雅:もうちょっと頑張ろ……。 【確実に実験体の人】 果:私〜。浅葱果凛って言うの〜。校内での称号は『化学者』。嫌味っぽく『錬金術師』 って呼ぶ人も居るけど、何でかな〜? 雅:お前は、あの異様な研究室を構築しておいて、んなことを言うのか。 果:大陸の漢方って、興味深い成分がたくさん含まれてるんだよ〜。結果として、 虫みたいなのもたくさんいるけどそれは偏見だよ〜。 雅:で、何か怪しげな薬とか作り出すわけだ。 果:あ、それ良いかも〜。 雅:――頼む。否定してくれ。 【純粋なだけかも】 果:でも〜。媚薬とか作ったら役得とかあるかも知れないよ〜。 雅:古今東西、媚薬なんぞを使って良い目を見たラブコメなんぞ、見たことが無いがな。 果:だから面白そうなんじゃない〜。 雅:お前、実は黒キャラか!? 【心の底から納得しやがった】 雅:ところで、だ。 果:ん? 雅:『世の中の物質は全て陽子、中性子、電子、中性微子っていった素子で形成されてる んだけど、心も突き詰めれば、みんな同じモノなのかな?』 これ、本当にお前の台詞か? キャラが大分違うんだが――。 果:でも、ほら〜。あの作者だし〜。 雅;……あ〜。 【田中が年々減っている】 修:『道化師』、田中修治だよ。道化師って言うくらいだから、人様に笑って貰うのが 生き甲斐かな。細かいところは詰めてかないと何とも言えないけど。 雅:ふ〜ん。でも田中姓ってのも珍しいな。逆に個性的な感じもするけど。 修:でも、ピエロである以上、あまり個性があるのも問題だけどね。芸人としてなら、 個性が強くても良いんだろうけど。 雅:――成程。 【神秘からは程遠い】 亜:私、片瀬亜沙! 趣味は占星術の十六歳! ちゃんとした恋愛はしたこと無い、 恋に恋する女の子、だよ。 雅:うお!? いきなりイメチェンを図りやがった。 亜:だ〜ってぇ。今のまんまだと私、風花とキャラ被っちゃうし〜。うちの作者のお約束、 ハイテンション担当が居ないじゃない! 雅:だが、現状、お前に占って欲しい奴がちゃんと出てくるか怪しいぞ。 【生活のためにアルバイト】 亜:それは大丈夫! 何回断られても、押し売りし続ける占い師を目指してるから!! 雅:恐ろしく迷惑だからやめい。 【関東風突っ込み再び】 雅:物凄く、気になってしまったんだが――。 風:うん? 雅:俺等って、ボケの集団の中に突っ込まれた、貴重なツッコミ要員なのか? 風:あ、それなら大丈夫。私もボケだから。 雅:って、ボケなのかよ!? 【もしも二人が戦うことになったらT】 雅:トミー、芽依! 先手必勝だ! 二人で風花を取り囲んで、全火力を叩き込め。 ト:Hahaha、Boss。いくらBossの命令でも、それだけは勘弁願うぜ。 芽:雅人――たった一人でも、頑張ればきっと願いは叶うよ。 雅:お前ら、一度「使い魔」を辞書で引いてこい!! 【もしも二人が戦うことになったらU】 ト:Hoo。不本意ながら、戦うことにするぜ。食らえ。鳳凰の飛礫!! 芽:ジャック・ザ・リッパー。 風:――(ヒュン)。 芽:剣閃一つで掻き消された。 ト:Haha。こりゃもう、全面投降するっきゃないな。 雅:今度は「努力」を引いてくれ。 【もしも二人が戦うことになったらV】 風:揚羽――行くわよ! ト:Boss。降伏の時は白旗で良いのかい? 芽:武装解除した。ほら、両手に何も無い。 雅:お〜ま〜え〜ら〜。 【もしも二人が戦うことになったらFinal】 風:んで。信頼してる部下二人が私に付いたけど、雅人はまだ戦うの? ト:コウモリ野郎と呼んでくれ。 芽:ちなみに、哺乳類なのに空を飛ぶことに由来してる。私はコウモリ少女で良いのかな? 雅:何か違う観点で盛り上がってるが、とりあえず無条件降伏だ。 |