【そもそも作者が天邪鬼】 雅:ま、新登場ってことだけど、まだキャラ立ちとかも大雑把だから、少しづつ詰めて いこうと思ってるんだけどね。 風:ちなみに私は作者のお気に入り、刀使いの侍娘。天竜一伐流の後継者ってことに なっているとかいないとか。 雅:俺はトミーと芽依っていう、二人の使い魔を操る精霊士ってのをやってる。 この二人についてはおいおいな。 風:尚、私達の間に恋愛感情だの、その類の関係は一切無いので勘繰らないようにね。 雅:いきなり、やる気が失せるようなことを言うのは止めて欲しかったな……。 【元々は人なのかもしんないけど】 ト:Hahaha。Boss、お呼びかい? 雅:――とまあ、こんな風に濃くて、実際問題ムキムキでやたらと黒光りしてるこいつ だけど、二年前までは、普通の日本人面してた。しかもそこそこクールで知的な ジョークも交える奴だったんだが……。 ト:Oh,Boss。バラすなよ。 雅:人って……変わっちまうもんなんだな。 芽:私達、人じゃない。 【類友?】 芽:私、芽依――。 雅:……それだけか? ほら、好きなものとか。 芽:人間、好き。太い血管を切り裂いた時の血飛沫とか、止めを刺す時の怯えた 表情とか綺麗だから。 雅:俺の周りには、まともな奴が集まらんのか……。 【力で捻じ伏せる暴力者】 風:私の刀は、破魔刀『揚羽』。刃の部分は潰してあるけど、幽霊みたいに実体の無い ものに対しての切れ味は健在で、並の悪霊なら紙みたいに切れるわよ。 ト:――Hahaha。ご機嫌いかがかね、ミス・イチノセ。 芽:……(ビクビク)。 風:あんたら、私のことどういう目で見てるのよ。 【って言うか、精霊も寝るのか】 雅:――芽依! 出番だぞ! 芽:……眠い。 雅:って、こらぁ! 召喚早々、寝惚け眼でこっちを見遣るんじゃねえ! 芽:女の子は優しく起こさなきゃダメって、お母さんに教わってないの? 雅:んなこと懇切丁寧に教えてくれるお袋がこの世の中に居るかぁ!! 【他にはまだ何も無い】 芽:――ジャック・ザ・リッパー。 雅:とまあ、名前は物騒だが、これはこいつの技の一つだな。 芽:ジャック・ザ・リッパー。ジャック・ザ・リッパー。 雅:空気の密度を操作して、局所的に限りなく真空に近い状態を生み出して――つまりは、 擬似的に鎌鼬現象を起こす訳で――。 芽:ジャック・ザ・リッパー。ジャック・ザ・リッパー。ジャック・ザ・リッパー。 雅:ところで芽依。バカの一つ覚えって知ってるか? 芽:切り裂くの、好き。 【素手でチューブを引き千切る】 ト:Hahaha,Boss。俺の出番かい? 雅:こいつの特技を一言で説明するとだな――お、良い所に廃棄自転車が。トミー、頼む。 ト:いいのかい? ぐおぉぉ! ふんぬ! 雅:と、あっという間に自転車をスクラップに出来る程の怪力だ。まさに自動車解体所 泣かせだな。 ト:Hahaha。そんなに褒められると照れるぜ。 雅:唯、この力が役に立つことはあんま無い。 ト:Oh,no。 【パクリかどうかを検証しよう】 芽:雅人。何か用? 雅:それだ、芽依。俺は仮にもご主人様な訳だからな。名前を呼び捨てというのは どうかと思うぞ。他に呼びようは無いのか? 芽:例えば? 雅:マスター、とか。 芽:本当に呼んで良いの? 雅:――やっぱちょっと考えさせてくれ。 【芽依が嫌ってるかも】 ト:Hahaha。行くぜ、メアリー。 芽:私、芽依。 ト:そんなの、どっちだって良いだろうが〜。 芽:全然良くない。 雅:いや〜。うちの精霊達は仲が良くていいな。 風:あれ、仲良いの? 【恋愛シミュレーションゲーム的抜粋】 ?:世の中の現象ってのは、全て最初っから決まってるものなのよ。それを神秘的と 取るか、つまらないと取るかはその人の主観に任せるけどね。 ?:例えこの宇宙全てを自由に出来る力を得たとしても、人ってのは意外と大したことは 望まないのかもね。 ?:世の中の物質は全て陽子、中性子、電子、中性微子っていった素子で形成されてるん だけど、心も突き詰めれば、みんな同じモノなのかな? ?:生まれ持った性格っていうのは、きっと意味があるものなんだよ。だから僕は赴く まま、おどけ続けるよ。 風:――これは何? 雅:キャラクター達の名台詞抜粋だな。 風:作品も無いのに抜粋って……って、それはいいわ。名前部分が『?』なのは? 雅:まだ、キャラの名前が決まってないかららしい。 風:ま、うちの作者ならそんなことじゃないかと思ったけど。 【さあ、みんなで考えよう】 雅:ちなみに、この(仮)キャラ達は、上から順に『占星術師』『哲学者』 『化学者(錬金術師)』『道化師』と、通り名的な物が存在する。俺らは、 『精霊士』と『刀使い』だな。 風:ものすご〜く根本的な質問なんだけど、こんなメンツで一体、何をしようっていうの? 雅:それはこれから考える。 風:――え゛? 【創作家、最後の手段】 雅:さ〜って、どんな内容にするか。とりあえず案としては、ミステリーっぽいものが 上げられる。 風:ミステリーって言っても、精霊とか破魔刀とか出てくる時点で本格じゃないでしょ。 雅:まあな。だからどちらかって言うとサスペンスか。 風:でも、この手のサスペンスには致命的な構造欠陥があるじゃない。 雅:何だよ? 風:どんなトンデモ現象でも、『そういう世界設定だから』の一言で片付けることが可能 でしょ? 雅:身も蓋もねえな。 【痛いとこを突くんじゃない】 雅:だが、そこを描写なり、構成なりでそれなりに魅せることは可能だ。 風:うちの作者、一番の苦手分野じゃない。 雅:あー……。 【二秒悩んでこの程度】 雅:分かった。熱血スポーツ物で行こう。 風:一応聞いておくけど、種目は? 雅:――カーリング。 風:思い付きで物言うの、止めた方が良いと思うけど? 【って言うか原点って何だ】 雅:原点に帰ってラブコメでどうだ〜〜。 風:ってことは、筋肉ダルマともそういう展開があるわけね。 ト:Hahaha。それは素敵だぜ、Boss。 雅:――正直、済まんかった。 【擬似人生経験者】 亜:私は片瀬亜沙(かたせあさ)。学校では『占星術師』で通ってるわね。 占いやる時には、『アーシャ』って呼ばれてたりするけど。 風:「世の中の現象ってのは、全て最初っから決まってるものなのよ。それを神秘的と 取るか、つまらないと取るかはその人の主観に任せるけどね」って奴? 亜:そ。理なんて始めっから一つしかない訳。でもまあ、占い師が見誤ることもあるわけ だし、努力とかが無意味だとは思ってないよ。って言うか大事なのは「どう生きたいか」 であって、「どう生きたか」な訳じゃないし。 雅:随分と達観してんな。 亜:ま、これでも色々な人の人生見てきましたから。 雅:でも、恋愛経験は皆無らしい。 亜:う゛。放っといてくれる。 【鋭意努力します】 亜:でも、私の設定には致命的構造欠陥があるのよ。 風:またぁ? 亜:うん。作者が占星術に詳しくない。 雅:うわ〜……。 【男の浪漫に意味は無い】 純:人は一人では生きていけないって言うけど、月はずっと一人ぼっちだよ。でも、 だからこそ寂しげなのかもしれないけどね。 雅:『哲学者』宮内純也だ。正確は極めて温厚。深いような、そうでもない様な発言を して、頭を悩ましてくれる奴だ。 風:でも、この発言だけ見ると、哲学者って言うよりは、ロマンチストな感じよね。 純:まあ何の役にも立たないって意味では、哲学も浪漫も一緒だしね。 風:それを言ったらお終いの気もするんだけど。 |