邂逅輪廻



【危険な道楽】
朱:水泳は〜、身体に負担を掛けずに体力を付けられると聞きました〜。
黄:水に弱いのに、どうやってやると言うんだよぉ。
朱:そこは〜、出来ましたら四十三度くらいの温水プールを用意して頂ければ〜。
黄:並の人間がそこで泳いだら、湯だって、血管系に大負担なんだよぉ。


【ある種の赤潮】
月:それよりも、髪の毛が増えることを忘れてはいけない。
黄:忘れてたんだよぉ。
月:私の予想では、国際大会用のプールであろうと、
 そのサイズに合わせて膨らむはず。
黄:その絵面を想像して、頭が痛くなってきたんだよぉ。


【たしかにそうだ】
黄:何にしても、空いてる銭湯にでも行けば良いんだよぉ。
朱:そういうところで泳ぐことは〜、大抵、禁止されてますよ〜?
黄:どっちにしろ、まずは水の中で目を開けることから始めなければならないんだよぉ。
朱:ふ、ふに〜。


【ストーカー然り】
月:仕方無いから、私が誠心誠意指導を。
黄:凄い下心なんだよぉ。
月:愛さえあれば何をしても良いと、私の中の法律では決まっている。
黄:残念ながら、過剰な愛情を受け入れる下地は、現代社会には無いんだよぉ。


【波乱の予感】
朱:夢を見たんですよ〜。
黄:記憶の有無はともかく、大抵は見るんだよぉ。
朱:猫の白虎が〜、鳥を捕まえてくる変な夢でした〜。
猫:なーご。
白:あれ? 本当に捕まえてきたね。
黄:これは、検証に値するものの気がしてきた訳なんだよぉ。


【限定販売の予定】
月:予知夢。未来の事象を先んじて夢として見ること。又はその夢。
黄:何で辞書っぽいんだよぉ。
月:後に発刊する、『朱雀超辞典』の為に決まってる。
黄:何をどうしたら確定事項になるのか、ここは敢えて問わないんだよぉ。


【とても今更】
黄:という訳で、寝るんだよぉ。
朱:い、いきなりですか〜?
黄:その気になれば、
 世界記録に肉薄するレベルで瞬間睡眠出来ることは調査済みなんだよぉ。
月:ちなみに、情報元は私。
朱:な、何だか、労力がとても間違った方向に使われてる気がしてなりません〜。


【むしろ自明だ】
朱:くーくー。
黄:流石なんだよぉ。
朱:ふに〜……ふに〜。
白:ところで、ひょっとしてこれが起きるまで待機ってこと?
黄:意外すぎる落とし穴に、唖然呆然愕然なんだよぉ。


【寝たら忘れる】
黄:それで、どんな夢を見たんだよぉ。
朱:ふに〜。何の話ですか〜?
黄:まさか、特技である鳥頭が、こんなところで発揮されるとは、
 予想出来なかった訳なんだよぉ。


【それはそれで凄い】
朱:そう言えば〜、予知夢のお話でしたね〜。
黄:本筋に戻ってきたんだよぉ。
朱:とりあえず〜、皆さんが何をするでもなく、
 時間を持て余してる感じの夢でした〜。
黄:それは予知と言うより、
 リアルタイムで起こってたことだと思うんだよぉ。


【牛でも可】
朱:ふ、ふに!?
黄:今度は何を見たんだよぉ。
朱:お、恐ろしい夢でした〜。
 来年〜、焼き鳥の大ブームが巻き起こるみたいです〜。
黄:それを恐ろしいと感じるのは、豚肉業者と朱雀だけの気もするんだよぉ。


【良くある但し書き】
月:十三億人民に依る、鶏肉争奪戦の勃発。
黄:所詮、朱雀の夢なんだよぉ。
月:今の内に、先物市場で買い占めをしないと。
黄:尚、この結果に関して不都合が生じても、
 当方では一切関知しないのであしからずなんだよぉ。


【意味は通らない】
朱:ラって、良いですよね〜。
白:ら?
黄:また、妙なことを言い出したんだよぉ。
朱:ラ・スザクの様に〜、頭に付けるだけでエレガントになるんです〜。
黄:それは単に、言い方の問題の気がしてならないんだよぉ。


【宇宙人的な話】
白:でもそれって、逆も言えるんだけど。
黄:どういうことなんだよぉ。
白:いや、こっちに来た頃ってさ。
 漢字に馴染みが無かったから、妙に格好良いもんだと思ってたよ。
黄:結局、未知のものは持ち上げたくなる、あの心理の様なんだよぉ。


【どちらかと言うと斜め上】
月:ラ・スミダガワ。
黄:アホがいるんだよぉ。
月:まあ、横文字っぽくしちゃえば、
 雰囲気でしか判断しないのは、大衆によくあること。
黄:少なくても、四神と御姫様は大衆でないと、
 思うだけなら只なんだよぉ。


【人格全否定】
白:ラ・ブラ・ドール。
朱:ラブラドールさんも〜、ちょっと背伸びしたい年頃なんです〜。
黄:最早、訳が分からないんだよぉ。
月:朱雀の言動で、理解出来ることを私は知らない。
黄:それを言われると、実も蓋も無さ過ぎて遣る瀬無いんだよぉ。


【迷走しかしないよ】
朱:クリスマスが近付いてますね〜。
黄:異教徒が居るんだよぉ。
青:何というか、毎年のことですね。
黄:宗教は国家が指定しない限り、
 求心力を失う典型の気がしてきたんだよぉ。
青:それが元で、大抵は凄惨な結果に陥る訳ですけどね。


【俺様一番主義】
朱:時代が時代ですから〜、
 宗教も国際組織を作るべきだと思うんですよ〜。
黄:うちらはともかく、絶対に受け入れない集団が居るんだよぉ。
青:彼の宗教は、『私達以外は全て成熟する前段階の宗教』、
 と言い切ってる始末ですからね。
朱:そ、それは国際紛争になりそうですね〜。
黄:聖獣、神族達はなぁなぁでやってるのに、
 人間というのは本当にタチが悪いと思うんだよぉ。


【微妙に仏教が】
月:ここで、宗教に寛容過ぎる日本の神様が登場。
黄:何か出やがったんだよぉ。
月:八百万の神々も、そろそろ海外支店を作って、
 三千万世界の神々となろうかというところ。
黄:何やら、色々と間違った部分があって、
 ツッコミに困る訳なんだよぉ。


【ありがたみが希薄】
朱:何にしても〜、年末から年始に掛けては宗教行事がオンパレードです〜。
黄:ハロウィン、クリスマス、初詣にバレンタインなんだよぉ。
朱:今年こそ〜、私達が主役の行事を定着させるんです〜。
月:とりあえず、十一月に朱雀を崇めると寝冷えしないとか。
黄:それは宗教行事というより、胡散臭い民間療法っぽいんだよぉ。


【朱雀の分際で】
朱:ポップコーンは〜、何だか親しみが湧くんですよ〜。
黄:ふにふに仲間なんだよぉ。
朱:何しろ元が硬い種子ですから〜、
 鳥類の私にはぴったりなんです〜。
黄:こっちの発言は、一瞬で黙殺された気がしてならないんだよぉ。


【アゴテラスの出番だ】
月:バター風味か、キャラメル味か。ポップコーン永遠の命題。
朱:シンプルに塩味や〜、醤油味なんかも良いですよね〜。
黄:話題が逸れてきた気がするんだよぉ。
月:私としては、ポップコーンをバリバリ食べる奥義の開発に余念が無い。
黄:それは本当に、破裂する前のまま食べる以外、可能性が無い気がするんだよぉ。


【どっちもどっちだ】
朱:将来の夢は〜、ポップコーンのお布団で寝ることです〜。
黄:果てしなく、一夜限りの弾力なんだよぉ。
月:この全世界食料高騰時代に、何たる挑戦的行為。
黄:それはそれで、何処と無くツッコミどころがズレてる気がしてならないんだよぉ。


【東洋医学もお手上げ】
月:ヘイ、ユー、ポップ。
黄:壊れた人が居るんだよぉ。
朱:ゆー、うぃる、ぽっぷ、です〜。
黄:そしてこっちも、もう手の施しようが無い状態にまで病が進行してるんだよぉ。


コント連載中



 ネット小説ランキングさん(現代ファンタジーコミカル部門)にて「それゆけ黄龍ちゃん!」を登録しています。御投票頂けると、やる気が出ます(※一作品につき月一回有効。複数作品投票可能)。

ネット小説ランキング:「それゆけ黄龍ちゃん!」に投票


サイトトップ  小説置場  絵画置場  雑記帳  掲示板  伝言板  落書広場  リンク