【適当な相談役】 青:頭は悪くないのに配線がおかしい方。 朱:ふに? 青:能力はそれなりなのにやる気が無い方。 白:うにゃ? 青:情熱はあるのに方向性が間違ってる方。 玄:はい? 青:この中で、部下として一番罪深いのは誰なんでしょうね。 黄:どんな人材でも使いこなしてこそ、器の大きさを示すことになるんだよぉ。 【これでも管理職】 青:時たま、四神の雇用形態に疑問を持ってしまいます。 黄:二十年スパンでの、契約更新方式をとるのも悪くないんだよぉ。 朱:ろ、労働者の権利は〜、全ての者に認められた犯されざるもので〜。 黄:非組合員に言われても、説得力なんてものは欠片も無いのが現実なんだよぉ。 【窮奇沐浴編参照】 白:だったら、私達で組合作ろっか。 黄:どんな交渉をする気なんだよぉ。 窮:とりあえず、報酬が鰹節なのは改善して欲しいです。 黄:むしろ未だに、それで成立しているのが凄いとさえ思うんだよぉ。 【トンチ百選】 朱:私には〜、内在する人格が何人か居るらしいので扶養手当と控除を認めて欲しいです〜。 黄:新しい発想なんだよぉ。 青:でしたら、その方をあなたが連れてきて下さい。 朱:ふ、ふに? 黄:こういう小坊主の話が日本にあった気がしてならないんだよぉ。 【あっさり発火点】 朱:今こそ〜、火克金の実力を見せつけます〜。 白:あ〜。やっぱ寒くなってきたら、この熱波だよね〜。 黄:喜ばれてどうするんだよぉ。 白:ぎゃー! 髪の毛に、火が付いたー!? 黄:今、物凄いバカを見た気がしてならないんだよぉ。 【相克逆転的オチ】 玄:でしたら私は、水克火を御覧に入れます。 朱:ふに? 玄:はぅ。電波が、電波が強くて思考回路に支障が! 朱:な、何だか、物凄くバカにされた気がします〜。 黄:と言うより、ネタの匂いがするのは、こちらだけじゃないと思うんだよぉ。 【注射とかどうでしょう】 白:ってことは、私は金克木? 青:何で順番に回っているんですか。 白:うーん。青龍に勝つとなると……とりあえず、胸だけは勝ってるけど。 青:むしろ、私がどうやったら勝てるのか、そちらの方が疑問です。 【めっきり泣き虫に】 朱:黄龍さんは〜、土克水ですね〜。 玄:はっ。そう言えば、以前、興行プロレスで酷い目に――。 黄:あれは、闘争本能を目覚めさせた方が悪いんだよぉ。 朱:こうやって、口の方でもあっさり負けるということですね〜。 玄:えくえく。 【騙される方が悪い】 青:最近は、引き抜きも一般化したそうですね。 黄:恐怖のリストラが始まる匂いなんだよぉ。 青:と言いますか、諸外国に勘違いをさせて売り渡すことは不可能ですかね。 黄:何となく、スポーツ業界で故障を隠して、 大金をふんだくる人達を思い出してしまったんだよぉ。 【完済まであと何年】 朱:現状より給料が上がるんでしたら考えますけど〜。 黄:薄い忠誠心なんだよぉ。 青:まあ、考えてみましたら、 この人材の為に借金の肩代わりはしてくれませんよね。 朱:お、思い出したくも無いことに触れないで下さい〜。 【嫌がらせではないですか】 白:四神キャンディーとか作ってみようか。 黄:何の思い付きなんだよぉ。 白:青、赤、白、黒の四種入りで、袋を開けてみるまで分からないの。 黄:ありがちな発想なんだよぉ。 白:それで味はね。順に、爽やかミント、激辛唐辛子、ミルク味に、黒ゴマ風味。 黄:ところどころに、色々と間違ったものが混じってる気がしてならないんだよぉ。 【逃げ出す用意だ】 朱:黄色はどうなるんですか〜。 白:レモンとかだとありきたりだから、敢えてカレー味。 黄:最早、一般受けは捨てきってるんだよぉ。 朱:でしたら〜、ターメリック味も作って、 コンビネーションを楽しむのは如何でしょうか〜。 黄:これは確実に、試作段階で数名の悶絶者が出る展開なんだよぉ。 【典型的挙動不審】 則:のぉ。妾の、しゅーくりーむを知らぬかえ。 黄:犯人は、この中に居るんだよぉ。 青:随分と、速い展開ですね。 朱:わ、私と致しましては〜、先ずはアリバイ検証を始めとした事情聴取や〜、 現場検証などをして、多角的に割り出すべきだと思います〜。 黄:雄弁になる前に、口の周りのクリームを何とかした方が良いと思うんだよぉ。 【基本的に超展開】 玄:大した推理ですね。 黄:それ以前の問題なんだよぉ。 白:まるで二時間サスペンスの探偵みたいだったよ。 黄:それはさりげに、一切褒めていないことに気付いて欲しいんだよぉ。 【だからこその山師】 白:ミステリーサークルって流行ったよね。 黄:いきなり何なんだよぉ。 白:いや、あーいう話題作りが出来れば、一山当てられるかなぁって。 黄:どうして山師という生き物は、自力で稼ぐという発想が無いのか、 時たま疑問なんだよぉ。 【自覚しなさい】 朱:私と致しましては〜、ネッシーさん辺りに会ってみたいです〜。 黄:頭が痛いんだよぉ。 朱:謎の生物、UMAってワクワクしますよね〜。 黄:とりあえず、鏡をあげるから、一日中でも見て過ごせば良いと思うんだよぉ。 【再現不可能】 白:キャトルミューティレーションって、結局、何だったのかな? 朱:きゃろるむーてれーしょん、ですか〜? 黄:言えてないんだよぉ。 朱:かろるむーてれーそん、ですよね〜。 黄:段々と悪化する辺りが、お約束を忘れない子なんだよぉ。 【まっこと正論】 玄:牛などの家畜が、鋭利な刃物で切られた様に、身体の一部を失う事件ですね。 朱:お、恐ろしい話ですね〜。 白:あ〜、どうせ切り取るんだったら、骨も残さず食べちゃえば良いのに。 黄:それだと、単に消失事件扱いで、誰も大騒ぎなんてしやしないんだよぉ。 【方向性はともかく】 白:宇宙人が研究用に奪ったって説が有力だったよね。 黄:どの筋の有力なんだよぉ。 玄:私と致しましては、小人が隠れんぼの場所を作ったという説を提唱させて頂きます。 黄:ある意味、この発想力が無ければ真相の解明は出来ない気もしてきたんだよぉ。 【絶対不可避領域】 朱:かろりゅうーれれーそん。 黄:まだやってたんだよぉ。 朱:これは確実に〜、発声の練習になると思うんですよ〜。 黄:こんなにも何度と無く噛むのは、朱雀だけなんだよぉ。 【雰囲気稼業か】 朱:占い師さんって〜、本当に未来が見えてるんですかね〜? 玄:神のみぞ知るという奴ですね。 黄:だから、風水の大元である聖獣が言うことじゃないんだよぉ。 白:いや、未来なんか見ても、人生が無為になるだけだから意味無いよね? 黄:白虎が言っても、重みが全く無い辺りが良く出来てるんだよぉ。 【人格は重いよ】 黄:いつもなら、白虎が一番、食い付きそうな話題なんだよぉ。 白:そう? 黄:株や万馬券を買って、一儲けしようとするんだよぉ。 白:でも現実的にさ。未来が見えるなら、情報は独占するのが基本でしょ。 わざわざ小金巻き上げるくらいに使ったりしないって。 黄:だから、白虎が言っても、説得力が皆無なんだよぉ。 【これぞ超越融合】 青:結局、この愉快な仲間達とやっていくしか無いのですね。 朱:愉快なことは〜、良いことです〜。 黄:解釈に相違があるんだよぉ。 玄:とりあえず、笑ってさえいれば年を越せると言いますので、 宜しいのでは無いでしょうか。 黄:それは多分、『笑う角には福来る』と、 『来年の話をすると鬼が笑う』がごちゃ混ぜになってるんだよぉ。 【永遠の堂々巡り】 朱:年の瀬と言えば、師走ですよね〜。 青:私は、あなた方の為に年中、駆けずり回っている訳ですが。 白:まあまあ。そういう皮肉は聞かなかったことにして、これからも宜しく。 黄:巧いこと締めた様で、実際のところはさっぱりな辺りがこの面子なんだよぉ。
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