【しかも古典的】 白:む〜……。 玄:ど、どうなさいました? 白:いっそのこと、腕を鉤爪にすればウケるんじゃない? 玄:それはメカではなく、只の海賊です。 【やりたい放題か】 白:こう、三段変形で、背中から機械の翼が出て、 身体に仕込んだ百八の暗器で攻撃するとか。 玄:何で仏教が混じるんですか。 白:だったら、六百六十六でも良いけど。 玄:そしてそれは、聖書に於ける獣の数字です。 【匠の拘り】 白:昔、何かで生肉を出して貰ったのよ。 朱:ふに? 白:馬肉だと思って嬉々として齧り付いたら、 羊肉だったんだけど、どうしよう? 黄:それはわざわざ話題にする程の衝撃だったのかと問いたいんだよぉ。 【ボケボケコンビ健在】 白:だって、馬肉が羊肉だよ? 黄:勝手に勘違いしただけなんだよぉ。 朱:羊頭狗肉っていう言葉もありますから〜、気付かない方が幸せなんですよ〜。 黄:そしてそれは、熟語の解釈を勘違いしてるんだよぉ。 【高下駄に類似】 月:時代はやっぱり、八頭身。 黄:流行とか、そういうものでは無い様な気がするんだよぉ。 月:という訳で、足を伸ばしてみた。 黄:五十センチのシークレットブーツは、 違和感全開で、全然シークレットじゃないんだよぉ。 【こんなのがトップレベル】 月:このつま先立ちは、ふくらはぎに良くない。 朱:な、何かプルプルしてますね〜。 月:だけど、自分で始めた以上、やめるのも屈辱。 黄:極めて難儀な性格は、いつまでも直る気配が無いんだよぉ。 【長年の謎】 朱:ふに〜。 天:ど、どうされました? いきなり抱きついてこられまして。 朱:お日様の匂いって〜、こういう感じだったんですね〜。 天:わ、私と致しましては、返答に困ります。 【妹マジギレ中】 月:……。 白:む、無言の圧力だね。 櫛:大分、怖いですわよ、お義姉様。 黄:気付いていないのは、切っ掛けを作った小鳥だけなんだよぉ。 朱:ふにふに〜。 天:とほほ、です。 【大分鈍った】 フ:いや〜、父娘でのスキンシップというのは良いものですね。 黄:調練をしている様にしか見えないんだよぉ。 フ:ええ。健全なる肉体には健全なる精神が宿る、です。 さて、とりあえずスクワット一万回からいきますか。 白:うう……二百年振りだからキツいなぁ。 窮:う、うにゃー……。 【懲罰が気になる】 フ:おやおや、よもや出来ないなどとは言いませんよね? 白:は、はい! やらさせて頂きます、お父君! 窮:わ、私もです! 黄:人格を変える程の威圧感とは、色々と勉強になるんだよぉ。 【何をどうしろと】 伏:くけけー。お蔵入りの伏龍とは、私のことですわー。 黄:実際に、蔵に入れられての放置が続いてるんだよぉ。 伏:けけけー。同じ穴の蝮も、悪くないものなのですわー。 黄:巧いこと言ったつもりなら、色々と鍛え直すべきなんだよぉ。 【見た目は人形サイト】 玄:私と致しましても、このまま娘を埋もれさせるのは忍びないです。 黄:親バカな人工知能は、殆ど無いと思うんだよぉ。 玄:この子のルックスでしたら、ネットアイドルとして売り出しても問題は無いですよね? 黄:そして本格的な親バカは、多方面で迷惑だから自粛して欲しいんだよぉ。 【滅私奉公は何処】 櫛:ぶにぶに。 朱:ふ、ふに? 櫛:濁音になるだけで、随分と印象が変わりますわよね。 黄:こういう無駄な検証に用いるエネルギーを、 国内の繁栄に生かして欲しいものなんだよぉ。 【或いは気にしない】 櫛:ぷにぷに〜。 月:一気に、幼児キャラっぽくなった。 白:これで朱雀研究が、更に一歩進んだわ! 朱:な、何だか、物凄く虚仮にされた気がするんですけど〜。 黄:その感性は、豊かに生きていく上では必須のものであると理解するんだよぉ。 【むしろ流行らせる】 櫛:これが基となって生まれた故事が、『ぶにがふにを笑う』ですわ。 月:意味合いは、ドングリの背比べに類似。 黄:故事は大嘘なんだよぉ。 櫛:二千年も待てば、どんな言葉でも故事になるのが世の面白いところですわ。 黄:その間、生き残ることを前提としていることが見事なんだよぉ。 【小鳥のプライド】 櫛:ふにふに〜。 月:何事も、原点回帰が重要。 黄:考えるのが面倒になっただけなんだよぉ。 櫛:ん〜。ですが実にしっくり来ますわね。 朱:やっぱり〜、ふにが世界で一番ですよね〜。 黄:そして、何で誇らしげに言うのかが、今一つ理解しきれないんだよぉ。 【せいぜい三つ程】 朱:リモコンって〜、もっと便利になるべきだと思うんですよ〜。 黄:どういうことなんだよぉ。 朱:こう、爪切りを内蔵したり耳掻きが収納されていると、 何処に行ったか分からなくならなくて良いですよね〜。 黄:十得ナイフの機能を使いこなせる人間は、 殆ど居ないと言っても過言ではないんだよぉ。 【割と馬鹿力】 月:私はむしろ、軽量化を要求する。 黄:自然な話なんだよぉ。 月:何しろ、お嬢様だから重い物を持ったことが無い。 黄:この間、神器の聖剣を全力で振り回してたんだよぉ。 【何かがポトリ】 朱:じ、神器って重いんですね〜。 月:ヒヒイロカネは浮遊素材だけど、誰にでも使わせる訳にはいかないから。 黄:判断基準が腕力というのもどうなんだよぉ。 月:これでリンゴの皮を剥くことで、気付けば誰もが神器マスター。 黄:指を切った時のリスクが怖すぎて、試す勇気なんて何処にも無いんだよぉ。 【誰か止めなさい】 月:聖剣使いも極めれば、こういうことが出来る。 朱:か、紙切りですか〜? 月:大作、女豹と河馬の完成には、我ながらうっとり。 黄:相も変わらず、才能の無駄遣いに関しては国士クラスなんだよぉ。 【それが運命】 月:ボケを、一切しない方向で会話をしてみようと思う。 黄:無茶苦茶にも、程があるんだよぉ。 朱:ふに〜。それは大変な話ですね〜。 月:早くも、挑戦は挫折。 朱:そ、存在自体をボケにされるのは至極迷惑です〜。 【努力はした】 月:縛りプレイも、中々に御題目が難しい。 黄:ゲーマーの様な物言いなんだよぉ。 月:今から、だよぉと、ふに禁止。 黄:それは多分、喋らない方が楽……なんだよぉ。 【軽く壊れた】 月:助けて、ふにえもん〜。 朱:こ、これは確実にミスキャストです〜。 【それはどうなんだ】 月:面白い素案を思い付きの方、ふにふにドットジェーピーに今すぐアクセス。 黄:四神ドットコムなら、既にあるんだよぉ。 月:一本指でしかパソコンを扱えない人に、どうこう言われたくない。 黄:ネットゲームで、マウスを動かすのは得意なんだよぉ。
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