邂逅輪廻



【きっと正論】
白:コタツは良いよね〜。こう顔だけ出して、ナメクジみたいに寝そべってると幸せになれるよ〜。
黄:人間の様で、それでいて猫。これが新時代の聖獣の有り方だよぉ。
則:詭弁に聞こえるがの。


【相変わらず自覚無し】
黄:日本の国の天照大神が岩戸に籠もったら太陽が隠れちゃって、
 彼女を呼び出す為にお祭り騒ぎをしたことがあったんだよぉ。
朱:ふに〜。神様って凄いんですね〜。
黄:聖獣も似た様なものなんだよぉ。


【話の内容まで地味】
玄:貴族と家族って似てますよね。
黄:魔族と裸族も似てるんだよぉ。
則:そなたら、虚しくはならぬのかえ。


【しかも噛んだ】
朱:赤朱雀、青朱雀、黄スジャク――。
黄:多分、流行らないと思うんだよぉ。


【あれは日本のもの】
玄:ふと思ったのですが――。
黄:うん?
玄:四天王とは私達のことなのでしょうか?
黄:微妙に違うんだよぉ。


【って言うか落ちた】
白:猫も木から落ちるっていう諺あったよね?
黄:確実に記憶違いなんだよぉ。


【論文提出可能】
白:この季節は髪が生え変わって大変なんだよね〜。
黄:白虎の生態、奥が深いんだよぉ。


【子供は良くやる】
黄:白虎がどの位の高さまで落下可能か調べてみたいんだよぉ。
白:人間の時は肉球無いから、ちょっと厳しいかな。


【疑問符全開】
朱:私〜、二メートル以上の高さは怖いです〜。
白:あんた、本当に鳳凰の血筋?


【結局、鳴き声なのか】
朱:うにゃ。
黄:――!?
朱:ひゅみ?
黄:い、一体どうしたんだよぉ?
朱:鳴き方を忘れてしまいました〜。
則:流石は鳥頭よの。
黄:そういう問題じゃないんだよぉ。


【ジェネレーションギャップ?】
青:竜虎相搏つという言葉がありますが、その関係か代々白虎と仲が悪かったんです。
白:へー、そうなんだー。
青:実を言えば、先代の白虎をくびり殺したのは私でしてね。
白:っていうことは、青龍のお蔭で空席が出来たんだ。ありがと〜。
青:最近の若者の感性は分かりません。


【スペックには拘らない】
玄:内燃動力というのも悪くありませんが、無線式の外部供給型というのも未来志向で良いですよね。
黄:動けば何でも良いんだよぉ。


【他人事では無い】
朱:鳥インフルエンザって、怖いですよね〜。
黄:朱雀が言うと、物凄い説得力だよぉ。


【相手はコンピューター】
朱:玄武さんに〜、神経衰弱で勝ってみたいです〜。
則:恐らく生涯、無理やぞ。


【世界最高品質】
白:ふぎゃぁ! ぎゃみゅるる!
黄:白虎、またやってるんだよぉ。
則:妾が頼んだのじゃぞ。
黄:ふえ?
則:屋根裏にネズミが居るようじゃからの。駆除を命じたまでじゃ。
黄:相変わらず良い度胸なんだよぉ。


【オールオーケー】
白:ふう。労働の汗って清々しいねぇ。
黄:少しは仕事を選んだ方が良いんだよぉ。


【立ち退き屋になれる】
則:して、首尾はどうじゃ?
白:うん、割と良い人だったよ。お茶まで出してもらっちゃったし。
黄:馴染んでどうするんだよぉ。
白:でもまあ、最後は二度とここに来る気が無くなるくらい脅しておいたけどね。
黄:何だか物凄い罪悪感なんだよぉ。


【青龍にとってはこの間】
玄:超高高度からのレーザーキャノンは人類共通の夢ですよね。
青:人が宇宙という概念を現実のものにしたのは、ここ数十年のことですけどね。


【まさに走る棺桶】
玄:空を飛ぶ車はまだ出来無いのでしょうか。
青:一般人に扱わせるにはあまりに危険な代物ですけど。


【そう言えばそうでした】
玄:では、人間並の感情と思考力を持った人工知能と言うのは――。
青:今、私の目の前に居るのは何なのでしょうか。


コント連載中



 ネット小説ランキングさん(現代ファンタジーコミカル部門)にて「それゆけ黄龍ちゃん!」を登録しています。御投票頂けると、やる気が出ます(※一作品につき月一回有効。複数作品投票可能)。

ネット小説ランキング:「それゆけ黄龍ちゃん!」に投票


サイトトップ  小説置場  絵画置場  雑記帳  掲示板  伝言板  落書広場  リンク