邂逅輪廻



【ドタバタ展開中】
碧:鎌研ぎは、心が洗われるにゃ。
海:だから、うちの校庭には太閤の隠し財産が眠ってるんだって。
祐:分かった、分かった。理解したから、俺を巻き込むな。
碧:本当に、洗われるにゃ。
藍:一切、動じない姉様が、ちょっと凄い。


【お前が言うか】
碧:これでまた、ズバズバ人を狩れるにゃ。
祐:裏でこっそり、何が進んでるんだ?
藍:こっちより埋蔵金が優先される人間が、ちょっと不思議。
碧:命より金が大事な、不思議な種族だからどうってことないのにゃ。


【どっちが正しいやら】
碧:世界は、想像以上に群雄割拠にゃ。
祐:お姉さん、病院に連れてかなくて良いのか?
藍:まー、いつものことだから。
碧:どいつもこいつも、大局観の無い輩で困ったものにゃ。


【酷い板挟みだ】
蒼:そ、そこのところは、お姉様の言うことにも一理が――。
藍:蒼は、どっちの味方?
蒼:は、はい?
藍:姉様と私、どっちにつくかを聞いてる。
蒼:そ、それはですね……。
祐:さりげなく、汚い大人の世界を覗いた気がしてならない。


【躱し方を憶えた】
碧:にゃぷんつぇる。
祐:んで。テスト範囲、どの辺になりそうなんだ?
海:うんとね。私が掴んだ情報に依ると――。
祐:それを聞くと、一気に確度が落ちるよなぁ。
碧:最近、こいつら、冷たいにゃ。


【若干哲学者】
祐:ラプンツェルなら知ってるけどな。エロ童話。
碧:あれの、電脳人版にゃ。
祐:客を垂らし込んでは、首を狩って小金を巻き上げるのか。
碧:どうして知ってるにゃ。
祐:適当に言ったら当たった時ほど、人間は衝撃を得ることが出来るのだろうか。


【無理難題と言う】
蒼:〜〜♪ 〜〜♪
祐:随分と楽しそうだな。
蒼:はい。汚れているものを綺麗にする時は、心も洗われるんです。
祐:その調子で、あの姉達の心も何とか出来ないものかね。
蒼:そ、それはちょっと、です。


【自然な流れさ】
碧:にゃんだか、酷い言われようにゃ。
海:ま、祐哉は昔から女心が一切、分からないからね。
祐:お前らに女がどうこう言われると、
 憤慨とも遣る瀬無いとも言い難い感情が浮かび上がってくるのは何故だろう。


【元々の用途】
祐:母さんが、その鎌で家庭菜園を耕してくれだそうだ。
碧:これは、農機具じゃないにゃ。
祐:だったらせめて、草刈りくらいしろ、だそうだ。
碧:うにゃにゃ。


【とてもしぶとい人】
碧:雑草にゃんて、根っこから抜かなきゃ、また伸びるだけにゃ。
祐:そりゃ、そうだが。
碧:人間と一緒で、きっちり致命傷を負わせにゃいとしぶとく生き延びるにゃ。
祐:俺は敢えて、何も聞いてないことにした。


【特殊な業界です】
藍:こっちでは、鞭で叩くとお金をくれるそうだが。
祐:ややこしい世界に深入りするなよ。
藍:とりあえず、通行人を片端から叩いてみて良いか?
祐:そして、公僕に厄介になるような真似をするなって。


【前言は翻すもの】
藍:何だ。誰でも良い訳ではないのか。
祐:どんな世界だ。常識で考えろ。
藍:ほう。常識と、私に向かって言うのか。
祐:正直なところ、こんな発言をした俺が間違ってたと思う。


【末妹は大変】
碧:労働の後は、マッサージが気持ち良いにゃ。
祐:お前の、どこら辺が働いてるんだ。
蒼:お、お客さん、凝ってますね〜。
祐:お前も、わざわざ乗らんで宜しい。


【能天気最強説】
藍:蒼、私も頼む。
蒼:は、はい〜。
祐:姉持ちって、大変なのかもな……。
海:ん? 何か言った?
祐:いや、やっぱ何でもない。


【さりげに無茶苦茶】
碧:にゃんで私がゴマをすらないといけにゃいにゃ。
祐:居候は、黙って家事を手伝え。
藍:命をとるのを先延ばしにしてあげてるんだから、御飯くらい気前良く食べさせて欲しい。
祐:その点に関して、俺は激しく論理的な破綻を感じざるを得ない。


【お前が言うな】
碧:野菜にゃんて、食べにゃくても死にゃにゃいにゃ。
祐:とりあえず、お前は野菜神を怒らせた。
碧:うにゃ?
祐:海菜。後の設定は任せる。
海:はい?
藍:勢いだけの発言は、大概は後悔するという典型だった。


【ダストシュート姉さん】
碧:随分と、旨い菓子にゃ。
祐:思う存分、食ってくれ。
海:祐哉、随分と優しいね。
祐:ああ。件の賞味期限改竄商品だからな。
蒼:そ、それはどうなんですか〜?
祐:やれやれ、世知辛い世の中になっちまったもんだぜ。
藍:私には、お前が一番、世知辛く見えるがな。


【タメにならない悪女講座】
碧:お茶を寄越すにゃ。
祐:へいへい。
海:随分と素直だね。
藍:男を利用するには、罪悪感を枷にするのが一番ということだ。
蒼:べ、勉強になりました〜。


【仲は良いけど】
碧:高いところは、良い気持ちにゃ。
祐:わざわざ、木に登ることは無いんじゃないかと思う。
藍:偉い人は言いました。高い所に登るのは、煙と同程度だから。
祐:お前は、本当に姉を敬愛してないな。


【安い代償じゃないか】
碧:……降りられないにゃ。
祐:バカだ、バカが居る。
藍:余り、調子に乗らない方が良い。
祐:はっはっは。あの位置では、お得意の鎌も届くま――。
碧:うにゃ!
藍:鎌をブーメランの様に扱うなんて、姉様には朝飯前。
祐:前髪を犠牲にして、俺は一つ賢くなった気がする。


【発声は完璧】
碧:うにゃにゃー。
祐:食う、寝る、遊ぶ。お宅の姉上殿は、本当に猫の様ですよね。
藍:ヨーロレイヒー。私は何もー、聞いてないー。
祐:無駄にヨーデル混ぜても、誤魔化せたことにはならないからな。


【趣きは無いけど】
蒼:お、お姉様にも〜、良いところはありますよ〜。
祐:ほうほう、蒼君。それではリビングで具体的な話をじっくり聞こうか。
蒼:そ、そう言えば、お風呂掃除をしないといけないので失礼します。
祐:二人の妹に見捨てられるとは、いと哀れなり。


【大人の対応術】
藍:下僕を獲得してみた。
?:うぃっす、姉さん。宜しくお願いしやす。
祐:お前、かなりのアホだろ。
蒼:こ、この場合、私との関係はどういうことになるんですか?
祐:差し当たり、一切、関わらないのが賢明だな。


【秘奥義掌返し】
碧:藍は、中々やるのにゃ。
?:けっ。姉さんの姉貴だからって、俺は素直に従ったりはしないぜ。
祐:生粋のアホは、むしろ清々しいと思う。
碧:にゃらば、力で従わせるのにゃ。
?:はっはっは、これからは碧さんのことを大姉さんって呼ぶことにするぜ。
 だから、その鎌は引っ込めてくれないかな。
祐:しかしそのアホも、度を過ぎると見るに耐えなくなるのが興味深いよな。


コント連載中



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