※ 主:主人公 ビ:ビアンカ 親:親分ゴースト ベ:ベラ 老:老研究者 ス:スラリン パ:パパス サ:サンチョ 子:王子 女:王女 フ:フローラ チ:チロル ル:ルドマン 侍:侍女 ジ:ジャミ コ:コドラン ピ:ピエール ニ:ニトロ ベ:ベホマン 爺:モンスター爺さん ヘ:ヘンリー 【確実に人災】 ビ:メラ。メラッ。メラッ! 主:あ、あの。ビアンカ。 ビ:何よ? 主:石造りだからって、そんなに炎連発してたら――。 親:うぎゃー。火事じゃ、大火事じゃあ。 ビ:ふう。浮世の覇権なんて、虚しいものよね。 主:そこは絶対に感じ方、間違えてるから。 【早くも慣れた】 ベ:ギラ! ギラッ! ギラッ!! 主:なんだかなぁ。 【気付けば使いっぱ】 老:ルーラを憶える為には、ルラムーン草が必要じゃ。 主:分かりました。 老:じゃが、ルラムーン草を得る為には、ポートセルミに住む儂の孫に手紙を届けねばならん。 主:ポートセルミですね。 老:そうそう。塩と油が切れとったからついでに――。 主:了解です! 【パーティの良心】 主:はっ。もしかしてボク、良いように使われてない? ス:御主人様、気付くの遅すぎでスラ。 【はじめての羞恥心】 パ:ぬおぉぉ。 主:お、お父さん。 パ:息子よ、腹が減ったな。 主:少しだけ、恥ずかしいなぁ。 【目覚まし要らず】 パ:ぬおぉぉ。 サ:旦那様、御起床でいらっしゃいます。 主:こっちまで目が覚めちゃったよ。 【嘘は言ってないよ】 子:ねえ、お父さん。お爺ちゃんって、どんな人だったの? 主:父さんか。所構わず奇声を上げる人だったな。 女:そ、それって真っ先に言うことじゃない気がするんだけど。 【イメージが抜けない】 主:そしてどんな時も、父親として偉大な背中をボクに見せてくれた。 子:そ、そっちを先に言って欲しかったかな。 【真実なれど暴言】 フ:あら。このモンスターさん達は? 主:ああ。みんな、ボクの友達なんだ。 フ:……。 主:ど、どうしたの? フ:いえ。私はてっきり、雨宿りでこちらに集まられたのかと。 ス:このお嬢様、天然でスラ。 【幼少ならまだしも】 フ:あらあら。大きな猫さん。よっぽど食事が身体に合ったんですね。 チ:グ、グルル? 主:チロルを猫と言い切るのは、ビアンカ以来の快挙だ。 ス:決して、褒めてないでスラね。 【たまには親父らしく】 主:北の祠のツボを調べるんですか? ル:ああ。色が青か赤か……それも見てきてくれるだけで良い。 フ:呼ばれて飛び出て、ぱんぱかぱーん、ですわね。 ル:フローラ。少し黙ってなさい。 【年中青い奴が言うのか】 フ:あらあら。あなたって本当は王子様だったんですね。 主:やっぱり、驚いた? フ:うーん。ですが私が好きになったのは、あなた自身ですから。 主:……。 ス:御主人様、顔が真っ赤でスラ。 【操れませんよ】 主:フローラは。フローラは何処なんだい!? 侍:申し訳ありません。私には坊ちゃん達を助けるのが精一杯で。 主:そ、そんな。フローラァ!! フ:呼ばれて飛び出て、ぱんぱかぱーん、ですわ。 ス:シナリオ進行さえ、超越する御方でスラ。 【暴かれてしまった真実】 ジ:き、貴様、もしや天空の血を――。 ス:あー。道理で、一般人とは掛け離れた感性をしてる訳でスラ。 主:ま、まあ、むしろ理由がある方が納得出来るよね。 ジ:お前ら、裏で地味に納得しあってんな。 【心当たりがほんのりと】 フ:ん〜。む〜。 主:フ、フローラが何か悩んでる。息子よ。少し様子を探ってこい。 子:お父さん。旦那の責任、放棄してない? 主:そ、そんなことはきっと無いぞ。 子:冗談に、それだけ動揺される方が困るんだけど。 【紛らわしいから】 子:お、お母さん。どうしたの? フ:キングスライムさんの目って、やっぱり昆虫みたいに複眼なのかしら? 子:そんなこと、本気で悩まないでよ……。 【バランスは良さげ】 ス:スラリンブルー。 コ:コドランイエロー。 ピ:ピエールグリーン。 ニ:ニトロピンク。 ベ:ベホマンレッド。 ス:みんな揃って、モンスター戦隊ネガエリンジャー。 爺:……。 ス:爺さんの所は暇でスラ〜。 【必要最低条件】 爺:ダメじゃ、ダメじゃ。ブラックの居ない戦隊なんか認めんぞい。 ス:何だか妙な拘りがあるでスラね。 【永遠の悪戯小僧】 へ:しっかし、お前がグランバニアの王子とはね。 まあ今にして思えば親父さん、随分と気品と威厳があったっけな。 主:その父さんを、ヘンリーは手玉に取ってた気がするんだけど。 ヘ:そりゃ、俺様は世界を治める器と才覚を併せ持つ男だからな。 主:変わらないね、ヘンリーは。 【純粋に運なのか】 ヘ:ところで、何で俺より結婚が遅くて、八年も石になってたお前の方が子沢山なんだ。 主:何でと言われても……。 【ジェンダー通じず】 フ:ばくだんいわさんとメガザルロックさんで装備出来るものが違うのは、 やっぱり、男の子と女の子の差かしら? 子:まあ、色は分かり易いよね。 フ:ばくだんいわさんの方が目付きも柔らかくて、優しそうですものね。 子:そっちな訳!? 【メガザル使い登場】 子:で、でも、メガザルって自己犠牲の精神って言うか、慈愛っていうか、 ものすご〜く女性っぽい部分があると思――。 主:ん? 何の話をしてるんだ? 子:いや、やっぱ良いや……。 【勇者でもないし】 女:わ、私、とてもお父様に逢いたかったのですわ。 子:ど、どうしたの、いきなり。 女:女の子っていうだけで人気の出る時代じゃないから、少しは努力しないとね。 子:なんだか、大変なんだなぁ。 【底知れぬ闇】 女:お父さん〜。私、お父さんの娘なのですよ〜。 子:女の子って怖いなぁ……。 |